最新医療診断装置で鑑賞する世紀のオマンコショーをご覧あれ。
『クリションマン』シリーズもいよいよ3回目。
もたもたしてたら、この『陰核尿道膣複合体』のお話し、あちこちのネットでレポートされますね。
★「Gスポットは存在しない」 そのかわりに新しい性感帯「クリ●リス尿道膣複合体」を提案…イタリアの研究(画像あり)
★「【衝撃】女性のGスポットは存在しない事が判明 」
って、感じでね。
まあ、サロンさんのコラムでは、他のレポートと違って、丁寧に解説していきますので、予定通り 『クリションマン』シリーズを続けることにしましょう。
で、第1回目の『クリションマンの野望:序章』と第2回目の『クリションマンの故郷』で何を言ってきたかと申しますと、「『Gスポットは存在しない」』そのかわりに新しい性感帯「クリ●リス尿道膣複合体」を提案」てことなんです。「【衝撃】女性のGスポットは存在しない事が判明 」は、ちょっと間違ったヘッドラインですよ。どこが間違ってるかって?
これまで何回か説明してきましたが、エライ先生の少なからぬ人達が、解剖学的、組織学的にGスポットに相当する体の特定の部分がないんだと主張してきています。「そんなこと言ったって、僕の彼女は膣の上側の入り口付近刺激すると、プッと膨らんで、潮吹くぞ」っていうのが、われわれフツーの人達の考え。「いや、しかしないものはないんだ」「あんた、自分で奥さんのおまんこ触ってみいや」「そんなのサイエンスではない!」といった感じで、議論が平行して収集がつかないのが『Gスポット大戦』のあらまし。
で、この混乱をなんとか収集できないかな、っていうのがこの『クリションマン』シリーズで紹介している、ローマ大学のジャニーニ先生を筆頭とするイタリア、フランス、メキシコのグループの発表。落としどころを、「はいはい、Gスポットは解剖学者さんのおっしゃるとおりやっぱりありません。」「でも、だいたい、膣の上側の入り口付近に、感じるところがあって、そこを『陰核尿道膣複合体』=「クリトウレスロヴァギナル複合体」=『クリションマン』と呼びましょう」においています。科学雑誌の「オピニオン」という、解説記事みたいな、軽い総説みないな、そういうのに掲載されたわけです。新しい研究成果を発表した論文ではありません。
まあ、こういうのは、好きかって言えるわけです。サロンさんの「サロンのパン・クリトリス仮説」なんて、その最たるもんですね(ほぼおんなじようなこと言ってるんですよ)。で、この「オピニオン」がそこそこちゃんとした科学雑誌に掲載されたというかというと・・・サロンさんの判断するには、彼らの説得方法が、なかなか上手いんですよね。つまり、「ええ、たしかに顕微鏡で見たりや解剖で調べたりしてもそういうのはないです。おっしゃる通りです」「でも、最近はですね、いろいろ新しい観察方法が出てきてるんですよ。例えば超音波エコーとか、MRI観察とかね。この最新鋭診断機器を使ったら、これまで見えなかったまた別のものが見えてくるんですよ。ほらね。」
このジャニーニ先生は、エコー画像診断の専門家みたいですね。みなさんはやられたことあります?お腹の上にゼリー塗って、片手に握れるような小さな機械を体の表面に滑らして診断するやつ。全然いたくないですけど、くすぐったいですよね。あと、オマンコに突っ込んだり、アナルに突っ込んで体の中からエコーをとるっていう、SM的なものもありますけど・・
で、このエコーでオマンコを観ると。
わー、なんのこっちゃわかんないですね。こういう診断画像ってのは、その診断法の専門家でないと、さっぱりわかないもんんだんですよ。
まあ、いいたいことは、一番下のオマンコの穴と、その上のオッシコの穴(というか尿道)と、その上の体の中にうまっているクリトリスが一体となって存在しているんだ、ってことなんです。ちなみに「体の中のクリトリス」とか「クリトリスの体」「クリトリスのバルブ」が分からない人は『鳥は菱形の庭に降りる・・』を読んで復習してね。
「そんなのただ近くにあるだけやんか」と鋭い突っ込みをいれられるかもしれませんが、ポイントはエコーの動画をリアルタイムで観察すると、このクリトリス、尿道、膣が一体となって動いているということらしいのです。
「ほんまかいな」「ほんまですわな」「なんでわかんねん。チンポでもいれたんか」「入れましたわ」って、
これが、無修正挿入画像。なんのこっちゃ全然わかりませんね!動いてたら、もっと楽しいのかな?!
「お客さん、もっとすごいのありまっせ。モロ見えでっせ」ってのは、一昔前のノリなのですが、いや、たしかにこのエコーでなくて、MRIっていうもっと高価な診断機器では、かなりリアルにセックス場面が観察できるんです。いろいろちなみに出てますので、少しご紹介しましょう。
どうです?尿道、膣が一体となってチンポに突かれて動いているのが見えました?見えないですよね(笑)。それよりもサロンさんは、チンポの先が接しているところと、ヴァニラスポットの関係がとても気になります。エライ先生達は、クリトリスにばかり気をとられて、オマンコの前の部分のことしか興味がないようですが、やっぱり、鍵はオマンコの奥にあるんですよ。絶対。まあ、それはさておいて、次回はこの欧米における「クリトリス偏重文化」の背景を解説して、堅苦しい『クリションマン』シリーズを締めくくることにしましょう。
『クリションマン4部作』
『ジスイズ・オルガズム美容術』