SM美容術入門17-縄をマスターするには

教則本、教則DVD、緊縛教室など、『ボンデージ美容術』を学ぶ道はたくさんあるのです。

 

 

 

SM美容術入門シリーズ、いよいよ最後に残った『ボンデージ美容術』の紹介です。

ボンデージ美容術』、つまり『緊縛』はSM美容の「かなめ」とも言える大切な技法ですので、何回かに分けて丁寧にご紹介しますね。

今回は、「緊縛をどうやって学ぶか」です。

え?「SM美容術入門シリーズで緊縛のやり方教えるのでないの?」ですって。

それはちょっと無理かも。

「どうやって学ぶか?」「どこにポイントを置くか?」とかは書いていきますが、縛り方を細かく教えるのは、テキスト中心では難しいです。

縄をマスターする方法には、以下の方法があります

  1. 教則本を用いて勉強する
  2. 教則DVDを用いて勉強する
  3. 縄教室に通って勉強する

他にも、友達に教わるとか、SM写真や動画を読み解きながら独力で学ぶ、なんてのもあるかもしれませが、とりあえず、上の3つがメジャーでしょう。

それぞれについて、少し詳しく解説をしましょう。

 

1.教則本を用いて勉強する

 教科書ってのは、DVDのように動きがないので、「結局ここはどおするんだろう〜」なんてところが残ってしまいますが、ただし、比較的丁寧に作られているので、情報量も多く、慣れてきた後での、復習もやりやすいといった長所もあります。

 いろいろな緊縛教則本が出版されてきましたが、ほとんどが重版とかありませんので、現在手に入るのは限られているかもしれません。とりあえずは、アマゾンで「緊縛 入門」「縛り方 入門」などのキーワードで探してみてください。

 例えば、この原稿を書いている段階でサーチをかけてみると(中古本は別として)

ってところが出てきます。サーチする時期によって、出てくるものが違うと思いますので、みなさん各自、調べてみましょうね。

 最初の 「いますぐデキる!図説縛り方マニュアル 」ってのは、フリーのエディターの人がまとめた、イラスト中心の入門書。イラストなので、リアル感はないのですが、わかりやすさは、圧倒的にイラストですよ。お値段もそれほど高くないので、最初の一冊としては、よいかもしれませんね。

 続く4冊は全て「有末剛」って名前がついていますよね。有末剛さんは有名ねプロ緊縛師。映画「花と蛇」の緊縛でも有名だし、ショーも精力的にやっておられるので、名前を聞いたこともある人も多いのでは。ここにでてきている有末剛さんの教則本は多くが10年ぐらい前の出版ですので、これらは明らかに重版されてますね。ということは、それだけ売れていると言うことです。緊縛教則本の定番、って感じかもですね。

 最後の「縛り方講座応用編」は、麻来雅人さんという、あまり表には出てこない緊縛師。でも、SM雑誌の編集者、緊縛師としての長いキャリアをもち、『耳学問3:シンプル縄の奥深さ』でも紹介した、濡木痴夢男という、神様みたいな緊縛師の直系みたいな存在で、エライ人なのです。これは、題名にもあるように「応用編」なので、初心者向きではないです。上達してから参考にするといいですね。

 あとは、古本で出回っている昔の教則本を捜すぐらいですかね。なかなか大変ですけど。

 

2.教則DVDを用いて勉強する

 写真やイラストを駆使した教則本もいいのですけど、どうしてもそれだけではわかんない部分がありますよね。全体の流れとか、スピード感とか。DVD、あるいはネット動画のハウツーものは、リアル感があり、教材としてはお進めかもしれません。最近の教則本にはDVDなんかも附属しており、静止画と動画の、それぞれの長所をうまく使う工夫がされています。

 同じように、この原稿を書いている段階で、アマゾンから手に入る教則DVDを並べてみましょう。中古DVDや出品古書店が扱っている新品は除外しています。

 あれ?これだけ??たくさん出てくると思ったのに、これだけなんだ。実際、たくさんひっかかってくるのですが、その他は全て出品古書店が扱っている商品なんです。

 上のDVDは、元レース・クィーンの女流緊縛師、結月里奈さんによる入門DVD。女性の緊縛師も上手い人たくさんいるんですよ。結月里奈さんを含め、何人かの女性緊縛師は海外でも公演しているし。お値段も安くてお買い得かもね。

 2つめのDVDは、志摩紫光さんという大物責め師のDVDです。かなり古い作品なのに、アマゾンで新品が売っているのにびっくり。志摩紫光さんは、緊縛師というよりは、SM全体の責めを駆使するSMプレイヤーって感じなのですが、緊縛も勿論かなり上手いんですよ。しかも、極めて独特の縛り方。

 最後は、教則本でも出てきた有末剛さんのDVD。恋人とのイチャイチャにどう緊縛を取り入れるかを中心に解説されていますので、SM美容にはちょうどよいかもしれませんね。この「恋人同志のための緊縛」路線では、『耳学問3:シンプル縄の奥深さ』で紹介した雪村春樹さんの「雪村春樹の縛り方講座~情愛縛りで楽しむ」もよいのですが、アマゾンの在庫は切れており、出品店だけの扱いになっています。

 DVDの場合は、アマゾンで捜すよりも、他のDVD専門サイトで探した方がよいのかな。ダウンロードで手に入る作品もたくさんありますし、最近では、特に海外から、かなりわかりやすい無料のハウツー動画が、YouTubeに多量にアップされています。英語分からなくても、なんせ「タダ」だから、とりあえずの勉強には十分ですよね。

YouTube中には、いろいろ緊縛の教則ビデオが転がっています。

 

3.縄教室に通って勉強する

 なんといっても、一番効率的な勉強法は、直接誰かに習うことでしょう。

 今は幸せな時代で、緊縛を教える教室、サークル、勉強会などなどが、あちこちにあります。東京、大阪だけでなく、九州、広島、神戸、名古屋、静岡、関東全般、石川、富山、北海道・・・あなたの近くにも、きっと捜せばあるはず。

 マンツーマンでみっちり教えるところから、わいわいの同好者が集まって、定期的に技術向上セミナーみたいな感じでやっているとこ、さらには、SMバーや、ハプバーなどでの緊縛教室、などなどいろんなタイプが存在します。

 「きっと、そういう教室は、女性が裸で逆さ吊りされて、ローソク垂らされながら、鞭打たれ、ウンチ出しているんだ」なんて妄想するかもしれませんが、大丈夫(というか、がっかりするかもしれませんが)。緊縛教室は、基本的にエロい雰囲気はないです。みんな真剣に、着衣モデルさん(あるいはトルソー)相手に、汗を流しながら、練習している、って雰囲気なんです。

 お値段もピンキリですが、1回でもいいので、頑張って実際、手取り足取り教えてもらうと、一挙に『ボンデージ美容術』のスキルが上がりますよ。

 

【Take-home message-35】緊縛教室を捜すのが『ボンデージ美容術』上達の近道。
 

海外でも緊縛パフォーマンスは盛ん。日本の緊縛師の影響をかなり受けています。

 

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連載『SM美容術入門』