パイパンにする時も、した後も美容効果が期待できます。
さて、6回目の『SM美容術人門』を比較的分かりやすい、『シェービング美容術』。
分かりやすいですし、それほど難しいこともありません。
すでに、サロンさんの気まぐれコラム『パパン、パイパン!』でも紹介しましたように、欧米の若い女性の間では、みだしなみとして普段からパイパンにしている方が増えているようですね。
日本でも、1960年頃までは、腋毛を剃るなんてのは、普通の女性はしなかったんです。腋毛ボウボウが普通。
それが、今はほぼ100%の女性が腋毛剃ってますよね。
そういった感じで、何年かしたら「昔の女の人は、股に毛をはやしていたんですって」なんてことになっているかもしれません。
普段からパイパンにする理由は「見た目がきれい」「生理の時などすっきりして気持ち良い」といっった理由だと思います。
「SM美容」でのパイパンの位置づけは
(1)その後のカーママッサージ美容術や振動子美容術の効果を高める
(2)シェービング美容術をおこなっている最中に、気持ち良くなって美容効果がある
(3)ツルツルになって、見た目綺麗になる
ってなところでしょうか。
さて、まず『道具』。
これは、簡単です。
女性用の使い捨て「顔そり用」「眉剃り用」などのカミソリ。
薬局に売っている、3本か4本セットのやつですね。お値段も安いです。
あたり前ですが
【Take-home message-11】「使い捨て剃りカミソリ」は使い回ししない。
いわゆる男性のT字型のひげそりは使いにくいですよ。細かいところがシェーブできません。
あとは、ひげそり用のシェーブローション。
ジェルではなく、シュワシュワの泡がでるやつがよいと思います。
旅行用の小さいのも薬局に売っています。
あとは、ティッシュや、お湯の入った洗面器、タオルなおですが、これらはホテルにありますよね。
次に、『方法』。
まず、どのタイミングでおこなうか、ですが、サロンさんの場合は、エネマ美容術をおこなった場合には、便意が出てくるまでの待ち時間の間に、やってしまうことが多いです。
もちろん、すぐに便意が襲ってくる人もいますので、その場合は、すっきりしてから、シェービング美容術に入ります。
軽い後手縛りの状態でおこなう場合もありますし、縄をかけないフリーな状態でする時もあります。
脚を縄で縛った状態ですることはありません。やりにくいと思います。
シェービングそのものは、簡単なような、難しいような・・・
ようするに剃ればよいだけなのですが、女性のオマンコ周りの皮膚の構造ってのは、結構個人差があります。
そして、ヘアの量やはえかたも千差万別。
量や、はえかたは気にすることはないのですが、皮膚の様子は、そうはいきません。
というか、皮下脂肪が厚くて、かつ、柔らかい女性の場合は、とてもシェーブがやりにくいです。
このような場合は、あせらず、時間をかけて、カミソリの先っぽだけをひっかける感じで使い、ちょびちょびとシェーブしていきます。
かなり気を使う作業ですので、この時だけは部屋を明るくしておこなわなければなりません。
なので、パートナーの気分が冷めないように、目隠しするなり、あるいはサロンさんの場合は、顔の上にマクラをおいて眩しくないようにしたりしています。
まあ、剃りにくくて時間がかかればかかるほど、オマンコからはヌルヌルの液体がたくさん出てきて、それでツルツル指が滑り、ますます剃りにくくなります。
で、指がツルツル滑ると、あっちこっち予期せぬところにあたり、ますますヌルヌル液がでてくるとう、悪循環(笑)に陥ってしまい、結構時間がかかってしまう時もあります。
あと、家族のある方や、友達と温泉などによく行かれる方は、前面だけを残して、クリトリス周りと、大陰唇、アナル周りだけを綺麗にする、ってのもよくあります。前から見ると、全然違和感がないので、これなら安心ですね。
さて、一時ブラジリアンワックスに通っている女性のモニターが続いたとき、Salon de SMでも取り入れるべきかと、いろいろ勉強して可能性を考えていたのですが、結局やめにしました。流れ的に、入れるのが難しいのです。
【Take-home message-12】ブラジリアンはSM美容にはむいていません。
ブラジリアンワックスでは、思いきり毛を力学的にひっこ抜く訳ですから、そのあとしばらくは、皮膚はとても敏感な状態、つまり、感染などをおこしやすい状態になっています。
なので、本家のブラジリアンワックスでも、抜いたあとは、皮膚を安静にして、予期せぬ感染などがおこらないように注意します。
というわけで、もしSM美容のシェービング美容術にブラジリアンを使うとなると、一番最後にもってこないとならないのですが、そうなると組み立て方が難しくなります。
まあ、ブラジリアンワックスの、思いきりヘアを抜かれる痛さに、たまらなく萌えてしまう、という女性ならば、シェービング美容術を最後にもって来るのもありかと思いますが(笑)。