『ディープSM』では、AIで複雑な反応をするリアルドール、昔でいうダッチワイフが真面目に開発されつつあることを紹介しました。
一昔前は、人形そのものの物理的なリアルさが開発競争のターゲットだったわけですが、現在は、いかにリアルな反応をしてくれるかに知恵をしぼっている段階です。
ダッチワイフやリアルドールってのは、ヘンタイJAPANの得意分野でした。
例えば、『オリエント工業』とか名前を聞いたことがある人も多いと思いますが、今では展覧会まで開かれるぐらいに有名になった会社で、美し過ぎるほどリアルなドールを作る技術をもっています。
『オリエント工業』の歴史を見てみると、第1号ドールが1977年発表とあります。
ですが、レトロ雑誌のダッチワイフの広告を見ると、もっと昔からダッチワイフの広告があります。
おそらく戦後まもなく、いくつかのエロ会社がダッチワイフを作り始めたものと思います。
昔のものは、いかにも作りものの人形って感じでした。
それはそれでなかなか味があって良いです。
いまでも、昔ながらのビニール風船みたいな人形が売ってますね。
これとかebayで50ドル、ですので数千円で売っているのですが、なかなか味のあるテーストで、心を惹かれます。
やや生活疲れのようなアンニュイな表情。ポーズもいいです。
でも、実際触って見ると、ビニール感たっぷりなのでしょうが。
『チンポの味〜軟編〜』でも紹介しましたように、「シリコンゴム」が登場するようによって、ダッチワイフの世界が大きく変わったのだと思います。
成形が簡単で、しかも工夫次第でいろいろな質感を出すことができます。
もちろん、この種の「おひとりさまセックス人形」、購買層は男性だけではありません。女性用の「ダッチハズバンド」もあります。
今回の題名「AIバトラー」は、近い将来、AIとカップルした女性用の、セックス執事(バトラー)ロボットが出現するでしょう、という意味。
実際、この手の「AIセックスドール」の開発、米国や中国では、今後市場が急成長する産業として「真剣に」進めています。
日本は、そもそもAIへの取り組みそのものもが出遅れていますので、リアルドールの分野でも、このままでは米中が中心となってしまいますね。
さて、現状の女性用セックス・バトラーですが・・・
この「ジョン」さんとか、米国アマゾンで14ドル、ということは2000円もせずに手に入ります。
「なによこれ、ジョンはチンポついてないじゃない!」
あ、ほんと。チンチン無しです。
胸毛フェチのためのラブドールでしょうかね。
マダム、こちらはいかがでしょうか。
同じく膨らまし式でございますので、ご主人がご帰宅の際には、小さく折りたたんで見つからないように隠すことができます。
立派なチンポもついておりますし。お腹も割れております。
お値段もわずか29.95ユーロですので、4,000円もしません。
「さっきのジョンも、こいつも、ブ男ね。こんなんじゃ、エッチな気分になれないわ。もっとイケメンはいないの?」
「ウィ、マダム。これは失礼しました。マダムのような美し女性には、イケメンのセックスドールがお似合いです。」
こちらのイケメンはいかがでしょうか。身長170センチでご覧のようにお腹もわれています。
お値段は、ちょっとお高く、2,500ドル強ですので、30万円ぐらいとなりますが。
「あらま、人形とは思えないわね。なるほど、カワイイけど、もうちょっと男らしさが欲しいわ」
「もちろんです、マダム。マダムのようなお美しい女性のお相手をする男性は、力強さが必要となります。」
「こちらのバトラーとかはいかがでしょうか。価格も669ドル、と10万円以下の破格のお値段となっております。」
「そうね〜。悪くはないかも〜・・で、あちらの方はどうなの」
「もちろん、ドールでございますから、疲れ知らずで、マダムが失神するまでご奉仕させていただきます」
「あらそ。立派な体ですものね」
「もちろん、マダムがご満足いただけるよう、体の隅々までたくましく作っております。」
「マダムにご評価いだだくために、ガウンを脱がせますので、じっくりご覧下さい」
「あらま。いいわね。おいくら?」
「こちらは、通常なら3,309ドルのところ、マダムに限り2,909ドル、ですので、30万円ちょいでお分けいたします。」
「お手頃な値段ね。ホストクラブより安いかも・・・でも、なんていうのか、ほかの大きさございます?」
「あ、大変失礼いたしました」
「こちらなどは、マダムをきっとご満足させていただけるかと思います。日本のアマゾンでも購入でき、お値段は24,958円とお手頃です。
「なにこれ、顔がついてないじゃない。壁掛けなの?こんなの部屋に飾れないヮ。」
「顔はついておりませんが、男は顔でございませんし、マダムがお好みの顔を妄想しながらお楽しみにいただくのがよいのかと思います」
「そもそも、セックスはイメージの遊びでございますから、例えばこのような両性具有的なドールでお遊びいただくのも面白いかと思います。」
「なんだか、だんだんとアブな世界にはいっていくわね〜。そもそもこんなデカチン、現実離れしてて、ウソっぽいヮ」
「マダム、その点はご心配ございません。多くのセックス・バトラーは、チンポの着脱が自由自在になっております。マダムのその日の気分にあったおチンポをつけていだけくことができるのです。」
「例えば、こちらなどは、普段マダムが目にするチンポを再現しており、ご安心できるのかと思います」
「失礼ね〜。踏んでみたくなルフニャチンね。そもそも、シリコンはどこまでシリコンだし、やっぱり本物の方がいいかな〜」
「いえいえ、マダム、テクノロジーのシンポは素晴らしものがあり、リアルさは見た目だけではございません」
「これなどは、マダムのアクメにあわせて、熱い体液が、マダムのマンコの中に広がります」
「なにこれ、おしっご出してるみたい。男の潮吹き遊び用なの?」
「いえいえ、ザーメンの方のシンポも著しいモノがあり、『ドリシャッ!! ザーメンローション 』『ぶっかけザーメンローション』など、リアルさだけでなく、美容液としてもお使いいたける素晴らしい人工精液がいくつも開発されておりますので、それをお使いになれば、まさにリアルな夢の世界をご体験いただけます。
「なんだか、準備がたいへんそうでめんどうになってきたヮ。今日は、やっぱり最初の『ジョン』にしときます。針刺して、縮んでいくところ楽しませていたきますヮ!」
文句言わずに(あるいは時には文句言ってくれる)お仕え(あるいは命令)してくれるロボットは、古今東西男女を問わず、夢の世界なのです。
ホストクラブの担当さんにお金つぎ込むより、AIバトラー買った方が安い時代がまもなく来るかもですよ。