江戸時代の春画に始まり、大正から昭和初期の緊縛文化の誕生、戦後のSM雑誌の隆盛、ハイレベルのAV作品の量産、リアルドールなどのアダルドグッズへのこだわり・・・などなど、日本のエロ文化は江戸時代から常に世界の先頭を走ってきました。

基本的に人類皆スケベなのですが、日本の場合、エロへの文化的拒絶がそれほど強くないのか、産業としてのエロが成長することが、これらのこだわりの高いエロ文化を生み続けてきたのかもしれません。

 

 

さて、21世紀に入り、インターネットがメディアの中心となると共に、出版・映像などのコンテンツ産業が壊滅的なダメージを受けたことはみなさんご存知のこと。

既にSM雑誌文化はほぼ消えてしまっていますし、AV制作文化も終わりを迎えつつあります。

まあ、これは残念がってもしかたがないことで、次の新たなエロ文化を創り出すしかありません。

 

で、次はどんなエロ文化が生まれて来るのでしょうね?

世の中AIブームですので、AIとリアルドール、AIとVRなんかの組み合わせに、さらに何かがプラスされた予想もできないようなものが生まれて来るのでしょうね。

何年か前に、AI学習して、利用者に向かって「罵って」くれる女王様サイトみたいなのが期間限定で実験的に運営されていましたが(女王様という表現ではなくて、「ため口」とか「ツンデレ」とかそういうのだったと思いますが、忘れました)、ああいう路線でエロとかSMとかに広がっていくのでしょうかね。

 

 

メスマー美容術入門で使っている絵ですが、これは原図がすべて下の図(催眠誘導しているメスマー先生の古典的な絵。でも、色は近年誰かが勝手につけたもの)

この絵を、ムンク風にしてください、とAIに下の図を送って依頼すると、

はいはい、まかせてください、と数分後には

こいう絵が送られてきます。

 

面白いでしょ。

ドイツのAIを研究している大学が関係している会社『DEEPART』のサイトで、無料で作ってくれます。みなさんも遊んでみれば?DEEPARTはかなり昔から活動していますが、最近は似たようなサービスがいっぱいあると思います。

 

ちなみに下の絵は、何と何をかけあわせたか、想像してみてください。簡単過ぎるかな。

 

こういうのなんかは、まあAIの極めてシンプルな使い方で面白くもなんともないかもしれません。

もっと複雑なAI技術を、リアルドールや、VRなんかと組み合わせて、AIと3人で3PSMプレイとか、早くできるようにならないかな〜

リアルドールといえば日本のオリエント工業が一歩抜きんでてたのですが、最近は海外勢に押され気味ですね。がん張ってください!

 

 

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 AIつきのリアルドール、お値段は200万円ちょいで販売されるようです。ABCニュースがリアルドール社を取材しています。

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既にAVではVRソフトが調子よくでていますが、あれは「なんちゃってVR」。ほんとのVRはまだまだ値段が高いのでこれからですね。エロコンテンツも期待できます。これ海外の動画ですが、ソフトは日本語なので、日本で作っているのでしょうね。ここらへんで日本、本領発揮してくれるかも。



 

『ジスイズ・オルガズム美容術』