Salon de SMってのは、2009年(平成21年)1月21日に最初の女性にSM美容をご体験いただいたので(『記念すべきモニター第1号』参照)、もうあれこれ8年半も変態活動しているわけです。現在、「術後の感想-190」が最新の感想ですので、この8年半に190人もの勇気ある女性方に、SM美容をご体験いただいたことになります。
365日x8.5年÷190人=約16日/人、ということで、16日お一人が、サロンさんにオマンコクチュクチュされているという、大変なことになっています。
もっとも、お受けいただいたのは190名(重複を含みますが)ですが、お申し込みいただいたのは、725名と、もっともっと多いのです。
365日x8.5年5÷725人=約4日/人、ということで、4日にお一人、SM美容にお申し込みをいただいたことになります。
「そんなにたくさんの女性が、こんなエッチなサービスに申し込むなんて信じられない」
というご意見と
「なんだ、たかだが、そんなものか。そんな数では話にならんな」
というご意見があると思います。
また
「残りの、725-190=535名 (注1) は、いったいどうなったの?」
と不思議に思われるかもしれませんが、まずこれからご説明していきましょう。
サロンさんは、SM美容は趣味でやっている変態マチュアですので、プロの性感美容師とかプロの緊縛師のように、これを生業にしておりません。
なので、空いている時簡に細々とやっているので、月にお一人かお二人ぐらいにご体験を提供するのがせいぜい。
ですから、8.5年x12ヶ月x2人=204人で、だいたい話があっているでしょう?
で、どのようにこの190/725が決まるかと言えば、まずご興味のある女性の方から、エントリーをしていただき(これが725名)、その方に対して、不定期に「○月○日の○時から時間がとれますが、どのたか都合のつく方いらっしゃいますか?」と案内を流します。
もしご都合がつく方がいらっしゃったら、ご体験をいただく、ということになります。
複数の方が手を上げられると、一番先に申し込んでいる方が優先となります。
「都合が合わなくても、引き続きご案内をご希望の方はお返事ください」ということにしているのですが、最初から返事をいただけない場合がかなりあり、また、申し訳ないのですが、何回かお返事をいただきながら、なかなかタイミングが合わずに、そのうちに返事が来なくなってしまう方もいらっしゃいます。
そういう感じで、お申し込みいただきながら、途中でいなくなる人が500名ちょっといらっしゃることになります。
もしサロンさんがプロで、お申し込みいただいたら、何人でも即座にご体験、ということでしたら、おそらく190名よりはずっと多い数になると思います。
でも、全て受けたとしても、「4日にお一人」ではプロとしては仕事になりませんね。
こういう女性用性感をお仕事にしている方が、どういうペースでお仕事をされているのか分かりませんが、例えば月収60万円を稼ぐ必要があるなら、お一人2万円利益があるとして、月に21日働くとすると、60万円÷2万円÷21日=1.4人/日、と毎日お一人以上のお客さんがつかないといけません。
「4日にお一人」から計算すると、60万円÷(30日÷4日)=8万円/一人 となります。8万円は利益ですから、施術代はホテル代込みで10万円以上になります。
これでは、超高級ソープ並みの値段になりますね。
お一人2万円というのでも、かなり高いので、プロの女性用風俗で営業されている方は、どういう感じで生活をされているのか、興味はあります。ただし、時々尋ねられますが、サロンさんはプロとしてやっていく予定は全くありません。
さて、725名もの申し込みの方がいらっしゃると、それなりに意味のありそうな統計分析ができそうです。
サロンさんは、統計の専門家ではないので、どれくらい意味があるかは良くわかりませんが、でも、面白いので簡単な分析をしてみましょう。
まず、エントリー数の年ごとの推移です。
2009年の1月から始めてたのですが、2009年はそれほどお申し込みもないですね。この頃は、アメーバを使って細々と宣伝していたころです。
ちゃんと独自ドメインを獲得し、HPを作ると共に、お申し込みが急激に増えてきます。
2011年、2012年頃がピークで、この頃は、2日にお一人ぐらいのペースでお申し込みがあった時期です。
その後、どんどん下がっていきますが、いろいろな理由があります。
ひとつには、女性用の風俗を取り扱うお店がどんどん増えてきたこと。
Salon de SMを始めた頃は、ほんの少ししかありませんでしたし、「SM」でグーグル検索とかすると、Salon de SMが、トップ5位以内に入っていた時期もあります。
現在、『さくみの部屋」『女性向け風俗・性感マッサージリンク集』『女性専用性感マッサージ@小悪魔』などをご覧になれば分かるように、もの凄い数の女性用の風俗店が、全国各地に存在しています。
その中には、SM体験を扱っているお店も多いので、わざわざ、Salon de SMのような、怪しげで、しかも長々と感想文を書かされるようなお店に行かなくても、すぐにSM体験をできるといった、時代になっているのです。
あとは、サロンさんの方で、意識的にエントリー数を減らすために、お申し込みのページが捜しにくいようにしたり、「どうしてもいう方だけ申し込みしてください」といった風に誘導し始めたことと、エントリ数の減少はリンクしています。
ご対応できる人数が決まっていますので、現在ぐらいの数でのご対応が、ちょうどよい感じです。
次に、お申し込みの方、お受けになる方の年齢層をみてみましょう。
ミカエル・プログラムの20代、ブルーミング・プログラムの30代の女性が多く、両方で全体の3/4以上となります。あと、デーヴィー・プログラムの40代と続き、またシャクティ・プログラムの50代の女性もいらっしゃいます。
エントリーされた女性の割合と、お受けになってくださった女性の年代別割合は、ほぼ同じような感じですが、20代の女性は、お申し込みだけされて、実際にはご体験にまでいかない率がやや高いです。好奇心旺盛な年代ですので、とりあえずエントリーだけ、って感じの方が多いのかもしれませんね。
次に、エントリー時にどのSM美容アイテムにご興味もたれているかの統計です。
「A」が「希望する」で「B」が「興味はある」でCは「NG」となります。
圧倒的に人気があるのが、『カーママッサージ美容術』『ヴァニラマッサージ美容術』『振動子美容術』で、これらは予想通りですね(ちなみに『ボンデージ美容術』は必須アイテムなので入れていません)。
『ハイポペット美容術』も『振動子美容術』の変形版ですので、高い希望率が出ています。
『エネマ美容術』『アンGマッサージ美容術』『スパンキング美容術』などをご希望する女性が多いののも、少し驚きでした。
「B」の「興味はある」は、控えめな「希望する」でしょうから、Cの「NG」に注目して眺めてみると、『シェービング美容術』『エネマ美容術』『アンGマッサージ美容術』『スパンキング美容術』『温熱刺激美容術』などをNGとされる女性が多いです。
『シェービング美容術』は、体験後もしばらくパイパンで過ごさなければならないので、ご主人や彼氏がいらっしゃる方はだめですよね。
『エネマ美容術』『アンGマッサージ美容術』は、「汚いのは絶対ダメ」という女性を反映しており、『スパンキング美容術』『温熱刺激美容術』は「痛いのダメ」の女性に相当します。
しばしば述べているように、SMプレイは幅広いアイテムが存在し(『SM美容術入門1-アイテムいろいろ』参照)、それぞれの女性によって、どれが気持ち良くて、どれが不快かは、かなりの個人差がありますので(『百万人の性開発』参照)、こういった統計結果に影響されることなく、ご自分の好きなSMプレイを楽しまれることが重要であることを心がけてください。
注1:正確にいうと、725人は重複なしの人数で、190人は、お一人でスパイラル美容術などの上級者コースをお受けになった方の重複分を含んでいますので、この重複を除外すると、560人弱の方がエントリーしたけれども、ご体験にまで至っていないということになります。
『ジスイズ・オルガズム美容術』