ヴィラ下水翼

 神秘の泉と洞窟への入り口、『ヴィラ下水翼』にようこそ。

 

 

 

 

血は立ったまま眠っている」は寺山修司が20代始めに書いた戯曲のタイトルなんですけど、人間なんて血液がつまった皮膚でできた袋みたいなもの。簡単に絵にすればこんな感じです。

でも、これではあまりにもシンプル過ぎるので、もうちょっと正確に描きましょう。こんな感じです。

かなり正確になりましたね。

血がつまった皮膚の袋の真ん中に、上から下まで、トンネルが通っています。

なので、竹輪みたいな感じ。そうヒトは立ったまま眠る竹輪なのです。

 

竹輪の上側の穴は「お口」です。

竹輪の下側の穴は「アナル」。

 

お口は、食道、胃、腸とつながり、アナルから外に抜けます。

人間なんて、単純な構造してますね。筒構造です。

 

竹輪のトンネルの部分は、体の内部にありますが、「血の袋」という意味で考えると、袋の「外側」です。竹輪のトンネルの中には血が流れていませんものね。

「血」と「外側」は「皮膚」で仕切られています。「皮膚」が破れると血が吹き出てくることから分かりますよね。

なので、竹輪のトンネル部分も、ウチとソトを仕切る「皮膚」が存在します。それが「粘膜

正確にいうと、体には「メンブレン(膜)」というウチとソトを仕切る組織があり、「メンブレン」には大きく「皮膚」と「粘膜」が存在します(「漿膜」というのもありますが、省略)。

「皮膚」の説明は必要ないでしょう。

「粘膜」もなんとなく分かりますよね。

粘膜の接触するセックスはNGです

っていう時は、「亀頭がオマンコの膣壁に接する」ことや「舌と舌が絡みつく」ようなセックスはダメということです。

つまり、「チンポの先」「オマンコの中」「舌」などは「粘膜」です。

「粘」という漢字は「粘液」から来ているのですが、膣も舌もネチャネチャの粘液で覆われています。

 

上の竹輪の絵で、竹輪のトンネルの部分が赤色になっていますが、これが粘膜。

実際、粘膜部分は赤色になっている場合が多いのです。オマンコの中とか口の中とか。

あれは、中の「血」が透けて見えているんです。

「粘膜」は「皮膚」より不透明な層が薄い場合が多く、また血管が粘膜の表層近くにたくさんある場合が多いことなどから、赤く見えます。

 

 でも「粘膜」と「皮膚」 はかなり似た組織です。

下は、ウィンケルマンというお医者さんが1959年発表した図ですが、 「粘膜」と「皮膚」が似た構造をもつものであることを示しています。

皮膚や粘膜の構造は結構複雑なのですが、分かりやすい皮膚と粘膜の違いは「粘膜には<毛>はない」「粘膜は表面が粘液で濡れている」「皮膚は最表面にケラチン豊富な角質層がある」などでしょうか。

もっとも、皮膚でも「手の裏」「足の裏」などは毛がなく「無毛皮膚」と呼ばれます。

手の平は、外側が有毛皮膚で内側が無毛皮膚。それぞれ触ってみると感じ方が違いますよね。

どちらかというと、手の平の外側は「触られることを感じる」といった「受け身」の感覚。

手の平の内側は「触ることで感じる」「責め」の感覚。

それぞれ皮膚に存在する各種感覚神経の密度も異なってきます(『タッチ』参照)。

手の平を表に向けたり、裏に向けたり眺めてみても、どこが「無毛皮膚」と「有毛皮膚」の切り替わり点なのかよく分からないと思います。おそらく上の図のように連続的に変わっていくのでしょう。

 

「皮膚」と「粘膜」の接している部分はどうなのでしょうか?

竹輪の絵でいくと、竹輪の穴の周辺です。

上の穴でいくと、ここは「唇(赤唇縁)」に相当します。

唇には「毛」(うぶ毛も毛です)は存在しません。

角質層も薄いです。唇が赤いのは、中の血液が透けて見えるためです。

しっとりしていますが、ネバネバの粘液で濡れているわけではありません(上の図は口の中のネバネバ液を出しているだけです)。

ですので、本によっては唇は皮膚としていものもありますし、あるいは「皮膚から粘膜への移行部」とあいまいに表現しているものもあります。最終的には唇の裏側のどこかで粘膜になっているので、確かに移行部です。

 

人によっては、こまかいことはめんどくさいと、この粘膜と皮膚との間にある、皮膚のような粘膜のような部分を「粘膜皮膚帯」なんて呼んでいる人もいます。

これ、おおざっぱで便利な言葉でいいですね。

 

それで「この粘膜皮膚帯は性感スポットの場合が多い」なんてみたいなことが言われている場合もあります。

「唇」は確かに性感スポットですよね。

反対側の竹輪の穴の「アナル」も性感スポットでいいですよね。

 

竹輪型の血の袋は、頭からお尻まで一気通貫に管が通っているのは、「お口→アナル」だけなのですが、その他にも、たくさんの途中で行き止まりの管がたくさんあります。

菱形を貫く3本のチューブ』で出てきたオマンコ領域の3つの大きな管は「アナル(直腸)」「膣」「尿道」でしたね。

上の図で、それぞれ、茶色、ピンク色、青色のチューブです。

茶色の直腸は口からつながら、竹輪の穴です。内部は粘膜で、出口付近の皮膚との連結部に「粘膜皮膚帯」がありますが、これは後日勉強しましょう。

他の2本の「膣」「尿道」は、体の中で子宮、腎臓で行き止まりなのですが、やはり管の内部は粘膜で、出口には「粘膜皮膚帯」があります。

ところで、「唇」って、ラテン語で何て言うかご存知ですか?

「ラビア(labia)」なんです。

え?ラビア、って、オマンコの入り口のビラビラでしょ

ええ、あのビラビラは、「ラビア・ミノラ(labia minora)」で「小さな唇」、つまり「小陰唇」です。

小陰唇の周りの襞が大陰唇。閉じた時にワレメになる部分です。

大陰唇、小陰唇の襞を併せて、「ビラビラ」とか「肉襞(ひだ)」とか「陰肉」とかいわれる時もあります。

サロンさんは「陰」という漢字はあまり好きでないので、「ラビア」とか「ビラビラ」「ヴィラ」がいいです。

サロンさんの前世ではないかとも思える江戸時代の変態「西村定雅」は、「下水翼(しもひだ)」なんてイキな名前(おそらく中国由来)で呼んでいるのは『元祖ポルチオ性感』で紹介した通りです。

 

さて 、話戻って、この小陰唇。

毛ははえてないです。外側は角質層が厚そうですがは、内側は薄そうです。

内側は粘液で覆われているようですが、外側はネチャネチャという訳ではありません。でも、しっとり潤っていますよね。

小陰唇に感覚神経が集中しているのは、いろいろな論文に出てきますので、本当なのでしょう。

また、内部が勃起組織で構成されており、エッチな気分になると勃起すると書かれている場合も多いです。

実際、エッチな気分になって、小陰唇がパンパンに膨れて前に飛び出す女性が結構います。

みんながそうではないところが、面白い所ですが、何割かの女性はかなり小陰唇がふくらみます。

これがまた、美しさの極みなのです。

女性の体の中でも、このラビアの美しさはピカイチなのではないでしょうか。

自然の中にも、花や洞窟や、ラビアと同じフォルムをもったものがたくさん存在します。

また、たくさんのラビアがらみのアート作品がつくられています。

ろくでなし子さんは、オマンコの3Dデータをアートとして配布して有罪になっちゃいましたが、海外ではオマンコやペニスを並べた展覧会などが普通におこなわれているので、ちょっと気の毒ですね。

サロンさんのPinterestの中に、ラビアアートをまとめた『vanila』というボードがありますので、興味のある方は覗いて見て下さい。

 

このように、小陰唇を愛撫されて感じる女性もかなり多く、明らかに小陰唇も性感スポットでしょう。

SM美容では、小陰唇の性感スポットを「Lスポット」と呼んでいますが、これは「ラビア・ミノラ(labia minora)」から由来しています。

 女性のオマンコと男性のチンポは、発生学的には同じ祖先をもつので、違うようで似ているところもあるのです。

例えば、女性の陰核亀頭が男性のチンポの亀頭、なんてのは、分かりやすいですよね。 

同じように、男性の金玉袋は女性の大陰唇に相当します。

男性の金玉袋を舐めている(舐めさせられている)女性はお気づきかと思いますが、袋の真ん中に縫い合わせた線みたいなのが縦に走っていますよね。「陰嚢縫線」と呼ばれ、女性の大陰唇に相当する部分が閉じた痕です。ワレメの一本筋が閉じた線みたいなもの。

同じようにチンポの裏側にも縫い合わせた線みたいなのがあるのです。見たこと無い人は、チャンスがあればじっくり観察してみてください。あれを「陰茎縫線」と呼びます。

これは、「小陰唇」が閉じたところと考えてください。

この縫線亀頭の裏側から始まり、ペニスの軸の裏側、金玉袋の裏側、さらに会陰部の「会陰縫線」(蟻の門渡り。女性の『Rスポット』)という部分まで続き、アナルで終わっています。

金玉袋の裏も、チンポの裏筋も、蟻の門渡りも、舌先でチョロチョロと舐められると、男性はとても気持ち良いのです。

女性の場合も同じなのかどうなのか分かりませんが、おそらく同じであろうということで、この「陰茎縫線」に相当とする小陰唇の部分、つまり閉じる前の小陰唇の端を「ラビア稜線」といって、特に強い性感スポットだと考えている人もいるようです。

実際には、「ラビア稜線」のみならず、内側の粘膜部分に切りかわる領域に相当する「ハート線」領域や、外側の大陰唇との間の谷の相当する「陰唇間溝」も刺激すると、とてもよい気持ちのようですので、小陰唇全体がまんべんなく性感スポットとして優れているのではないかと思います。

  

「濡れた花弁」なんてよく言われますが、まさに女性のオマンコは花のように美しいです。  

「ラビアタイトニング」の秘密器具だそうです。 

ラビアピアスも素敵ですね。ラビアのどこにピアッシングをいれるかの解説です。 

 

 

『ジスイズ・オルガズム美容術』