SM美容術入門1-アイテムいろいろ

SM美容術入門シリーズ』第1回目はSM嗜好の多様性について考えてみましょう。

 

 

 

『SM』って言葉を聞いて連想するシーンは、実際には人それぞれなんですが、比較的多いのは「縛って、羞恥させて、叩いて、浣腸して、ローソク垂らして・・」って感じでしょうか。

「イヤーン、恥ずかしい〜」と泣き(喜び)ながら、拘束されて浣腸されちゃうSMシーン。

じゃ、「縛って」「羞恥させて」「叩いて」「浣腸して」「ローソク垂ら」さないと、SMやったことにならないかと言えば、もちろんそんなことは全然ないんです。例えばですね、

 「縛り」にしても、麻縄なんかで縛るより、チェーンで縛ったり、あるいは、皮革製品の拘束具を用いないと萌えない、って人はたくさんいます。

「羞恥」も受けてさんが恥ずかしがらないなら成立しませんしね。

「叩く」となると、かなり個人差が激しく、ちょっとでも痛いことされたら、「はい、そこまで」とスイッチオフになったりする人もいれば、流血するまで痛めつけられないと物足りない、って人もいたりします。

「浣腸」も、生理的に考えるのもいや、って人が多いですし、逆に、かなりディープなスカトロプレイを楽しむ方もいらっしゃいます。

「ローソクプレイ」もしかりで、好き嫌いの分かれるプレイです。

もともと「これさえやればSMプレイが成立」ってものはないのです。「縛りなし」でもSMプレイできますし、「恥ずかしくない」SMプレイもありえます。

 

じゃ、何すればSMなの?SM美容を彼女にしたいんだけど、何すればSM美容になるの?

これ真剣に考えると難しいです。

そもそも、SMってのは、「とても人に言えそうにない、変態嗜好」を密かに語ってみると、意外と同じ趣味の人が多くて、なんとなくそういう人達が好むプレイがひとくくりにSMって呼ばれるようになっているのが、日本での「SM」って言葉の起源です。

「変態」てのは「常態から逸脱している」「正常ではない」「アブノーマル」ってことで、ようするに「少数派」ってことです。

チンポをオマンコに突っ込んでパコパコしていても変態ではありません。多数派だからです。

チンポをお口に挿入して、パコパコしていると、これは時代と地域によっては立派な変態になって、SMプレイといってよいかもしれません。でも、今の日本では多数派に属し、ノーマルと判断されるでしょう。

チンポをオマンコに突っ込むのはノーマルと言いましたが、これを会社の給湯室で、人目を忍んでおこなうとなると、やや「変態」の領域に入ってきて、「SMプレイ」と宣言しても、何人かは同意してくれるかもしれません。ようするに、多数派ではなくなります。

さらに、人目を忍んで、給湯室で彼女のお口にチンポを突っ込んで、パコパコ楽しみ、しかも彼女は、給湯室に入る前に、女子トイレでイチジク浣腸を入れるように命令されており、お漏らししそうなのを我慢しながら、必死にオチンチンを舐めているなら、かなり多数の人が「これはSMプレイ」と同意してくれるハズです。

ここまで読んで、ちょっと胸がドキドキした人は、SM美容を楽しむことができる人です。

その女の人は、実はオマンコニもバイブを装着されており、連続して何回もいきながらオチンチンをしゃぶっているのじゃないかな・・

会社に来る前に、彼に家で麻縄で亀甲縛りにされ、それを同僚に見つからないようにロッカー室で制服に着替えたのかな・・

なんて妄想をめぐらしているとすれば、貴女(貴男)は完全に変態=少数派です。SM美容をすぐに実践しましょう。

変態=少数派が全てSMかといえば、もちろんそうではないです。例えば同性愛者なんかも少数派ですが、SMの範疇には一般的には入りません。なので、真剣にSMの定義を考えると、わからなくなってしまうのですが、おおざっぱには、最初に述べたような「縛って、羞恥させて、叩いて、浣腸して、ローソク垂らす」ような少数派のプレイということでしょうか。

 別に女性が男性にSM美容をおこなっても、全然OKなんですよ。

さて、salon de SMのSM美容では、以下のような施術アイテムを提供しています。

そしてこの中から、受けての方が、お好みのアイテムを選んでいただきます。言い換えますと、お好みでないアイテムは施術には入れません。だから、アナルに興味のある方は、アンGマッサージ美容術エネマ美容術を選ぶことになりますし、痛いのが好きな女性は、スパンキング美容術を選ばれたりします。ボンデージ美容術だけは、デフォルトになっていますが、これはサロンさんの趣味でバイアスがかかっているためで、皆さんがご自身でSM美容をやる際にはボンデージ美容術なし、ってのもありかもしれません。

 

さて、今回の授業です。

この『SM美容術入門シリーズ』を興味をもって読んでおられるのは、パートナーにSM美容をやってみたいな〜、って思っている男性の方だと思いますが、まず大前提として

【Take-home message-1】彼女がSMに興味がない限りSM美容をおこなってはいけない。

 

SMに興味のない男性は、この『SM美容術入門シリーズ』は読むことはないでしょうから、貴男はSM好き、つまり「少数派」の性嗜好をもっていることになります。少数派だからと言って恥じることは全くなく、むしろ誇りに思うぐらいで結構です。ただしそれが昂じて、全ての人(特に女性に対して)SMが好きになるべきだ、といった傲慢な考えを持つべきではありません。

われわれはあくまでも少数派。SMに全く興味のない女性は意外と多いのです。そういう女性に、SM美容を無理強いするのはいけません。

これは、わざわざ言うまでもない、常識的なことですね。

 

次に注意しておくのは

【Take-home message-2】SM嗜好の多様性を理解しておく。

 

「多様性を理解する」ってのは、「いろんな趣味があるというのを知っておく」っていうことではありません。

いろんな嗜好があり、好き嫌いがはっきりしている」ってことを十分に理解しておかなければなりません。

すなわち、「汚いのが嫌い」って女性は、ほんとに嫌いなんです。アナル触られるのもいやだし、ウンチの話きくのもいやなんです。

同じように、痛いのが嫌いな女性は、ちょっとでも乳首を強く握ると、そこでアウトです。スイッチオフになってしまいます。

「縛って、羞恥させて、叩いて、浣腸して、ローソク垂らす」のを全てやらないとSMが成立しないわけではなく、縛るだけのSM、叩くだけのSM、浣腸だけのSM・・と実に様々な少数派性嗜好が存在するのです。

なので、もし貴男が大の浣腸好きだとしても、この良さを全ての女性の分かってもらおう、って思うのは間違いです。一部の女性はわかってくれるでしょうが、多くの女性は、分かってくれません。貴男にとって良いことが、全ての人にとって、良いことになるわけではありません。多様性への敬意というのは、自分と違う人がたくさんいることをしっかりと認識することです。

SM美容で扱っている、「縛る」「羞恥させる」「叩く」「浣腸する」「ローソクする」ってのは、SMの中では多数派に属します。なので、縛りが好きなサロンさんなんか、もっとマイナーな性嗜好をもった人とあったりすると、「こりゃ、本物のマニアだな〜。それに比べて自分はなんて平凡で個性がないことか・・・」と恥ずかしくなってしまいます。

といって、あんまりマイナーな施術をSM美容に取り入れても、それを受けたいと希望する女性も限りなく少なくなってしまいますので、まずは、「縛る」「羞恥させる」「叩く」「浣腸する」「ローソクする」ってぐらいのところから、貴男のパートナーが興味をもつものを探り出し、それから始めるのがよいと思います。

決して、彼女が嫌がるアイテムを施術してはいけません。

サロンさん甘いゎ。一見嫌がってるけど、そこをガツンといって、一皮むいてやってこそSMなんよ

はい。そういうのもありかもしれませんが、それは上級者ね。

少なくとも、この『SM美容術入門シリーズ』読んで、SM美容でも始めよか、って思っている男性には、そういう高度なプレイを狙うのは無理です。まずは、地道にいきましょう。

もし貴男が、スパンキングは大好きだけど、縛るのも、浣腸も嫌いだし、羞恥させたりじらすのも面倒だし、オマンコ触るのもイマイチ。とにかく叩きたい・・・て感じで、特定の嗜好しか興味をもてないようでしたら、それはちょっとSM美容を実践するのは無理かもしれません。

 

さて、受け手の女性の方も「多様性を認識する」重要性は同じです。例えば「私は、縛られるのは好きだけど、痛いのはきらい。まだまだ未熟者です」なんて考える必要は全くありません。性嗜好は実に多様なので、自分の好きなものだけを追究していけば良いのです。他人のことは気にする必要はありません。

 

とうことで、第1回の『SM美容術入門』では、SMのもつ多様性について説明させていただきました。「なんだつまんない」なんて思わず、2回目も読んでね。

 

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連載『SM美容術入門』